さよならの城

ブックカバーチャレンジ 6日目

「さよならの城」 
 寺山修司/著 宇野亜喜良/装

《この本は
   さよならしたことのある人のための本です。
   生まれてからまだ一度も「さよなら」と
   言ったことのない人は、この本を読む前に
   だれかにさよならして来て下さい。》
帯文より


"城"というタイトルも孤高の佇まいで、好き。


さよならにまつわる詩集、エッセイ集。
挿絵もいい。

生きていれば避けられない、別れの処方箋。


さよならは、切なく悲しく。味わい深い。


寺山修司ならば他にも沢山あるけど、
思い出深い一冊。


《夢を深く見すぎると、
   いつかその夢に復讐されます。
   かと言って、夢を見ようとしない人は、
   いつも味気ない日を
   過ごさなければなりません。》



松永紀見子 SINGER

KIMIKO MATSUNAGA Singer、Songwriter♪ 東京近郊のジャズバー、パーティー・イベントで活動中。色彩豊かな季節の移ろいを謳い、出会いと別れをテーマに曲作りもしている。

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