さよならの城
ブックカバーチャレンジ 6日目
「さよならの城」
寺山修司/著 宇野亜喜良/装
《この本は
さよならしたことのある人のための本です。
生まれてからまだ一度も「さよなら」と
言ったことのない人は、この本を読む前に
だれかにさよならして来て下さい。》
帯文より
"城"というタイトルも孤高の佇まいで、好き。
さよならにまつわる詩集、エッセイ集。
挿絵もいい。
生きていれば避けられない、別れの処方箋。
さよならは、切なく悲しく。味わい深い。
寺山修司ならば他にも沢山あるけど、
思い出深い一冊。
《夢を深く見すぎると、
いつかその夢に復讐されます。
かと言って、夢を見ようとしない人は、
いつも味気ない日を
過ごさなければなりません。》
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